2016.9.8 K様 収納コーディネート(No.974)
2018.3.6収納コーディネートレポート
9月4日 高校生のお嬢様との3人暮らしのご家族です。
今回のお宅では、造り付けの収納スペースもありましたが、
すでにお持ちの家具もお使いになられたいとのことで家具の配置も考慮されながら設計がされていました。
婚礼ダンスのような家具はかなりの重さがあり、地震などでの転倒も考え、
壁に補強を事前につけて家具を固定される予定です。
衣類のタンスや、食器棚は今回持ち込まれることになっていました。
ただ、ダイニングには食器棚以外の収納がなく、書類などを入れる場所が足りなかったため、
キッチンのカウンター下に入る収納をご提案させていただきました。
幾つかの種類の家具を組み合わせることができるなか、奥様はオープンの棚が一番使いやすいので
最初は全てオープンとご検討されていました。
ただ、家の大切な書類、例えば保険や年金、税金関係など、個人情報が載っている書類も多いため、
そのような書類のためには扉が付いていた方が安全だとご説明をさせていただき、
毎日出し入れするような書類はオープンの棚に、保管しておく大切な書類のために一部扉付きの家具を
ご提案させていただきました。見た目もその方がスッキリします。
また、文房具や細々とした日用品のために引出しが付いている家具もご提案。
この3種類の組み合わせを並べたところで、80cmほどキッチンカウンターの下のスペースが残りましたが、
そこはそのままオープンにし、スツールを置いてお料理中にお嬢さんとおしゃべりをしたり、
座ってちょっとした書物をできるようにしました。
なかなか使いやすいコーナーになったと思います。
K様、大変お疲れ様でございました。